おすすめのスコッチ「ホワイトホース」


ウイスキーの5大産地の中でも最も生産量を誇る場所はどこでしょうか?

5つの中で、約世界の半分のシェアを誇るのがスコットランドで生まれるスコッチウイスキーです。今回はそのスコッチウイスキーの中でも日本で最大の販売数量を誇るホワイトホースとその原酒を2021年2月のザ・ウイスキー・スタジオでお楽しみ頂く内容となっています。今回はそのホワイトホースをご紹介させて頂きます。

・ホワイトホース(ブレンデッド・スコッチウイスキー)
ホワイトホースの誕生には2つ大きなトピックがあります。一つは、1742年エジンバラのキャノンゲート街にあった古い酒亭の名前が「ホワイトホース・セラー」(白馬亭)でその名前と看板をそのまま借用したのがホワイトホースの始まりとなりますた。もう一つはその命名者でホワイトホース社の創業者ピーター・マッキーです。彼は、業界人としては有名で「不眠不休のピーター」と呼ばれていました。彼が、ホワイトホース社を設立し、「ホワイトホース」をリリースします。ラガヴーリン・クレイゲラキ・グレンエルギンをキーモルトとして、世界的なブランドとして成長を遂げていくことになります。

・ホワイトホース12年(ブレンデッド・スコッチウイスキー)
ホワイトホース 12年は初代ピーター・マッキーの後を継いだ、2代目マスターブレンダー、ジョン・ブラウンのブレンド技術が生み出したウイスキーです。この12年は日本市場のみの流通品となります。また、1926年に初めてスクリューキャップを発明。現在でも使用されているように、彼のスコッチウイスキーにおけるボトリングの技術貢献は非常に大きなものとなりました。

・クレイゲラキ 13年 (シングルモルト・スコッチウイスキー)
スコットランド、スぺイサイド地区、クレイゲラキ村は古くから交通の要所として知られてきました。蒸溜所の創業は1891年。創業者はピーター・マッキー。彼がクレイゲラキとラガヴーリンをキーモルトとしてブレンデッドウイスキー「ホワイトホ―ス」を世界的に打ち出していきます。クレイゲラキの大きな特徴は昔ながらのワームタブ(冷却・液化の工程)とピート(泥炭)を使わずに、オイルヒーティングで乾燥させた麦芽を使用しています。この製法によって「硫黄香(サルファー香)」という独特な味わいの個性を生み出しています。

・グレンエルギン12年 (シングルモルト・スコッチウイスキー)
1898年創業、ホワイトホ―スの原酒としてメイン使用されています。この蒸溜所の特徴は木製のワームタブ。多くの蒸溜所がシェル&チューブ式を採用しているなかでクレイゲラキ同様、クラッシックな製法で知られています。典型的なスぺイサイドの評価ですが、少し酸味や梅の香りもあり、隠れた個性をお楽しみ頂けるでしょう。

・ラガヴーリン 8年 (シングルモルト・スコッチウイスキー)
アイラ島、ポートエレン港から海岸沿いに4キロ程東に向かったところに位置するラガヴーリン蒸溜所。創業は1816年。ラガヴーリン8年はラガヴーリン蒸留所200周年(バイ・センテナリー)を記念して当初は限定品としてリリシングルモルトースされました。現在は定番品となりましたが、こちらも、ラガヴーリンの味わいを余すところなく表現した、アイラモルトらしい、香り高いスモーキーさをもつシングルモルト・スコッチウイスキーです。

*ラガヴーリン蒸溜所*


・ラガヴーリン 16年 (シングルモルト・スコッチウイスキー)
1816年、地元の農業経営者で蒸溜職人でもあったジョン・ジョンストンによって創業。良質のアイラ島のピート、そして島内で熟成されています。ラガヴーリンはゲール語で「水車小屋のあるくぼ地」あるいは「湿地」。その地に相応しい味わいでどっしりとした重厚な味わいながらも滑らかな舌触り。ホワイトホ―スの創業者ピーター・マッキーが若き頃に修行をし、のちに所有した蒸留所でホワイトホ―スのメイン原酒となっています。

*アイラ島*

記事著者

      
橋本崇宏
ザ・ウイスキー・スタジオ主宰。1981年生まれ。大学卒業後に、ウイスキー・スピリッツの専門商社へ入社。その後、スコットランドへ留学し、多くの蒸留所を訪問。帰国後は大手洋酒メーカーのウイスキーカテゴリーのマーケティング担当やソサエティ日本支部長を歴任。

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